昨年話題になったBook on Book (TENT)。素敵な商品です。
Book on Book / TENT
好きな本の好きなページを開いたままにするために作られたアクリル製の1冊の本。
–Book on Book -TENT1000
なんと開発に7年を要した商品。使い方は簡単。好きな本の好きなページを開き、その上にBook on Bookをのせるだけ。物語のあるとても素敵なアイテムです。
Concept / 特徴
- 本が持つ世界観を引き立てる
- 使わない時も飾りたくなるたたずまい
- 静岡の工場で職人が1つ1つハンドメイド
ひとつの完成されたプロダクトである「本」があくまでも主役なんですが、脇役のアクリル自身も存在感がある。
「透明なアクリル板を曲げただけ」
一見すると単純で簡単そうな加工ですがこれ実はかなり難しい。透明度を保つために1枚のアクリル板を手加工で曲げるという加工。普通のL型に曲げたりU字型に曲げたりするならまだしも、本を開いた時と同じ形状にするこの形の曲げ加工って難しいです。ひとつだけならともかく量産を考えると精度をだすのが大変だと思います。
細かな製作方法はわからないですが、炉を使って型を作って手加工でまげてるんですかねー。そんなに単純ではないんだろうな。開発に携わったVathtelさんは高い技術をもっているんだろうな。
持つ人のいちばん好きな本のいちばん好きなページをうつしてくれる透明な1冊の本。とても素敵なアイテムだと思います。
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